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ハイゼット

 

トラックと一口に言っても、その種類は多岐に渡ります。
使用目的に応じて適したサイズは異なりますし、
コンテナに特定の機能があるトラックや、走行性などにも違いが表れます。
ダイハツのハイゼットは、現行のダイハツのトラックの中で最も古くから販売されているモデルで、
様々な目的で使われている人気車種ということもあり、
中古トラック市場でも高値で取引されているトラックとして有名です。
 

 

非常にバリエーションが豊富で、一見同じように見えても販売時期によって細かいポイントが異なるので、
購入する際は入念なチェックが必要です。

 

ハイゼットが始めて販売されたのは、1960年ごろで、そのころは軽トラックのみが販売されました。
続いてライトバンタイプの販売が開始され、
4年後にはフルモデルチェンジされた2代目が販売されました。
3代目には電気自動車タイプが販売されるほか、時代と共に新しい機能を搭載し、
最新モデルの10代目は、2004年に発売されて以降、マイナーチェンジを繰り返して、
2015年には特別仕様車の「デッキバンGリミテッド」を販売しました。

 

ハイゼットはとにかく数が多く、
同モデルでも年式によってマイナーチェンジされているものも多く、
一見同じでも価格に大分差があることも珍しくありません。
走行性の差はもちろん、
荷台の使いやすさや標準装備されている機能の内容も変わってくるので、
実物のチェックと仕様の確認だけは絶対に忘れないようにしましょう。
また、様々な使用目的に対応できるので、前の持ち主が何に使っていたかによっても、
パーツの状態などに違いが出ることが多いので、
細かいパーツの確認も怠らないようにしたいところです。

 

キャンター

 

三菱ふそうでは、様々なタイプのトラックを販売しており、それぞれ違った個性を持っています。
キャンターは1963年から販売が開始された小型トラックで、
三菱ふそうでは唯一欧州で販売されているトラックです。
そのため日本国内ではもちろん、海外でも広く使われており、
様々な場面で活躍できる万能トラックとして有名です。
中古市場でも特別人気を集める車種で、在庫数も非常に多いので、
購入する際は細かく状態をチェックしておかないと、
年式による性能の違いや使用しているパーツの劣化具合に気付かないまま購入してしまうことが多いです。

 

キャンターは1963年に初代が販売されてから、
全部で8回のフルモデルチェンジを行なっており、その間のマイナーチェンジもかなりの回数が行われています。
排ガス規制への対応やステアリングの設定変更など、
時代に合わせて細かい変更が行われており、
基本的には同じモデルでもマイナーチェンジされたもののほうが、
性能が向上している分価格が上がりやすいので、
購入する際はマイナーチェンジされた年式についても調べておいたほうが良いでしょう。

 

今キャンターを中古で購入するなら、最新モデルである8代目を探したほうが、
中のパーツなども劣化が進行していないものが多いので、より長く使うことが出来るでしょう。
一番最初の8代目が発売されたのが2010年のころですが、それ以降のマイナーチェンジでは、
4WD設定の追加やエコハイブリットモデルの仕様変更などが行なわれており、
燃費にも差が表れることもあるので、購入の際は製品仕様を確認した上で、
維持費の違いについてもチェックするのをオススメします。

 

 

 

エルフ

 

いすゞ自動車では、現在に至るまで様々なトラックを販売していますが、
中でも小型・中型トラックとして販売されたエルフは、
いすゞの主力商品として数多くのモデルが販売されました。
もちろん中古トラック市場でも高い人気を集めており、様々な使い道がある事から、
日本国内ではもちろん、日本で使えないほど古くなったトラックでも、
海外市場では高値で取引されているといいます。販売台数が多い分、
在庫も多く見られますが、年式や前の持ち主の使い方で、
走行性能やパーツの劣化度合いにばらつきが見られるので、購入の際は注意が必要です。

 

エルフが販売されたのは1959年のころで、馬力があり、
経済的なディーゼルエンジンを採用したモデルが特に高い人気を集めていました。
その後もバージョンアップは繰り返され、
現在販売されているのは2006年から生産されている6代目となっています。
5代目からはハイブリッドモデルが採用されるようになり、
排ガス規制もあって6代目からはハイブリットモデルのみが販売されるようになるなど、
時代の流れによって性能にも大きな違いが出ています。
中古トラックと販売されているエルフは、排ガス規制を満たしているものに限定されています。
そのためLPG燃料を使用しているモデルは全て中古商品としても使われておらず、
古いモデルは中古市場でも目にすることはほとんどありません。
市場で多く見られるのは5代目以降のモデルが中心になるでしょうが、
初代の5代目が販売されたのが1993年なので、耐用年数などを考えると、
5代目を購入する際は年式に注意して、少しでも長く使えそうなものを購入しましょう。

 

 

 

キャリイ

 

軽トラックは、普通車では出来ない荷物の運搬を行えるうえ、
特別な免許が必要無い事から、様々な場面で使えるトラックとして高い人気を集めています。
スズキのキャリイは人気の軽トラックの一つで、
1961年に販売を始めて以降、12代目まで続く息の長いモデルとして知られています。
中古市場でも数多く出回っており、中には非常に安い商品も見られますが、
発売された年式によって、同じモデルでも性能差がかなり大きくなっているので、
購入する際はなるべく多くの情報を集め、優れたモデルを購入しましょう。

 

現在中古トラック市場で出回っているキャリイは、
1999年に販売が始まった11代目からと思われます。
11代目だけに絞っても、かなりの回数のマイナーチェンジが行われており、
荷台の長さや居住性にも差がありますし、
農繁仕様と呼ばれる農作業に使いやすいモデルがあったりと、
同じキャリイでも使い心地や適切な使いどころが異なるものもあります。
こうした仕様の違いは、実物を見ないと実感しにくいものも多いので、
購入の際は実物を複数確認して違いを確認しましょう。
 

 

現在生産されているモデルは2013年に販売が開始された12代目です。
このモデルは特に安全性を高めたことで知られ、衝撃吸収能力に優れているので、
安全性を求めている方に特にオススメです。
販売開始してから間もないため、中古市場では目にする機会が少なく、
販売していても価格が高いものが目立ちますが、
その分品質が良いものが多いので、
予算に余裕があるなら購入を検討してみてください。

 

アクティ

 

軽トラックは、様々な目的で使えるトラックとして高い人気を集めています。
中でもアクティは農作業でも広く使われており、
一般的なキャブオーバー型のトラックが前面にエンジンを備えているのに対し、
荷台後方にエンジンを備えている事から、「農道のフェラーリ」とも呼ばれています。
1977年に初代モデルが販売されたころから、高性能のエンジンを備えていたことで有名で、
モデルチェンジが行なわれてからも、優れたエンジンを備えたトラックとして知られています。

 

アクティにはバンとトラックがありますが、
2009年にトラックのみがフルモデルチェンジしました。
4代目となるアクティは、
ホイールスペースが短縮されたことによってより小回りが利くようになると共に
シートのスペースが拡大して、居住性も向上しています。
その後もマイナーチェンジが続けられ、2015年の最新モデルになると、
カラーリングのバリエーションが増えると共に、
UVカット仕様のガラスが標準装備されるなど、より優れたトラックとして進歩しています。

 

アクティは、今まで販売されたいずれのバージョンも、
エンジン性能や燃費などに優れており、中古市場でも高い人気を集めていますが、
実際にアクティを購入する際は、バージョン違いに注意が必要です。
市場に出回る製品を仮に発売開始から10年前後のものに限定したとしても、
3代目は現在に至るまでに5回のマイナーチェンジを行っていますし、
4代目も何回か新しいモデルが登場しています。
それぞれ細かい性能の変化が見られるので、
それらの違いを考慮した上で、どのアクティを購入するか選びましょう。

 

 

 

スーパーグレート

 

三菱ふそうでは様々な種類のトラックを販売していますが、
中でもスーパーグレートは、日本でも有数の大型トラックとして知られています。
元々はザ・グレートというモデルの後継機として開発されたトラックで、
1996年に販売が開始されて以降、日本国内ではもちろん、
ニュージーランドではショーグンの名称で販売されるなど、世界中で愛されているトラックとして有名です。
10tの高い積載能力はもちろん、安全性や燃費など、
長く遣い続ける人には気になるポイントもしっかり対応しているので、多くの方が利用しています。

 

スーパーグレートは、初代モデルが発売されて以降、
フルモデルチェンジが行なわれておらず、大幅なマイナーチェンジに留まっています。
その分、元の設計が優れたトラックといわれており、どのモデルも高い人気を集めています。
バリエーションも非常に豊富で、駆動系に違いがあるモデルがあれば、
除雪車やダンプといった特殊な装備が使えるシャーシなど、
同じトラックでも使用目的に合わせて操作性や得意分野が異なるので、購入する際は注意が必要です。

 

三菱ふそうの中古車は、とにかくバリエーションが豊富で、
簡単な情報だけで商品を選ぶのは非常に難しいです。
ひどい場合はせっかく購入したのに、現場ではあまり役に立たず、
結果的には購入費用を中々返済できなくなる可能性もあるので、
少しでも安定して返済を続けられるように、
スーパーグレートを購入する際は、前の持ち主の利用目的を教えてもらったり、
バリエーションごとの得意分野などを確認しておくことで、
確実に使用目的に合わせたトラックを選べるようにしましょう。

 

 

 

サニー

 

日産自動車では、普通乗用車はもちろん、複数のトラックの販売も行っており、
人気のある車種は中古市場でも数多く取引されています。
 

 

サニートラックは、元々はダットザン・サニーというブランドのバリエーションモデルとして販売されていましたが、
1985年からは本格的にニッサンブランドの一つとして販売されるようになり、
より多くの方が様々な目的でサニーを走らせています。
現在多く販売されているのは、所謂後期型とも呼ばれるモデルで、
1989年ごろに初めて販売されてから現在に至るまで、マイナーチェンジを繰り返しています。

 

サニーのマイナーチェンジについて調べてみると、
後期型のモデルだけでもそれなりの数が出ていることが分かります。
1989年に行われたマイナーチェンジは、
ビッグマイナーチェンジと呼ばれるほど大々的なモデルチェンジで、
開発スタッフ側にしても、フルモデルチェンジと同じような感覚だったとコメントしています。
内容としては、ディスクブレーキの採用や、エンジンの見直し、排出ガス規制の対応といった、
安心して乗り続けるための設備変更を中心に行っており、変わらぬ人気を集めています。

 

サニーは作業用のトラックとしての人気もありますが、
それと同時にカスタマイズやドレスアップを行う車としても人気で、
中古トラックの中には既にパーツのどこかに手を加えられたものがよくあります。
そうしたトラックは、純正パーツを使っていないなど、
作業用として使う場合問題が起きる可能性もあるので、
サニーを探す際は、変に手を加えられていない、品質の良いものを探すようにしましょう。

 

サンバー

 

中古トラックとして市場に出回っている商品の中には、
既に生産が終了しているものもあり、
生産が続けられている商品以上に価値があるケースもあります。
スバルのサンバーもその一つで、軽トラックとして1961年から生産が始まりましたが、
2012年に発売された6代目を最後に、
スバルが軽自動車業界から撤退するとしたことで、自社生産は行われなくなり、
それ以降はダイハツ工業が生産している7代目と8代目が販売されています。
そのため古いモデルの希少価値が高まってきており、
一部モデルにはプレミアも付いているそうです。

 

サンバーはリアエンド床下にエンジンを搭載したリアエンジンレイアウトを採用しており、
安定した走行性能や登坂能力を備えた軽トラックとして知られています。
その特徴から「農道のポルシェ」とも呼ばれ、荷台の広さも相まって、
大きな荷物の運搬も簡単に行える事から、赤帽の専用車にも採用されました。
赤帽仕様車は、専用のディスクブレーキやハンドブレーキバーなどの特別装備が搭載されている事から、
市場ではプレミア価格が付いている軽トラックとしても有名です。

 

現在のサンバーはダイハツの工場で生産されているもので、
純粋なスバル製のサンバーは、耐用年数などを考えると、
それほど遠くない時期に市場から姿を消してしまうでしょう。
そのため作業用にサンバーを求める方だけでなく、
純粋にコレクションとしてサンバーを求める方もおり、
スバル時代の品質の良いサンバーは価格が上がりやすいといいます。
なので、物によっては年式が新しいサンバーと値段を比較しても、
それほど値段に差がないものもあるかもしれません。

 

 

 

フォワード

 

中型トラックは、中型免許を必要とすルトラックで、
小型トラックよりもサイズも積載量も大きくなっています。
中型トラックを生産しているメーカーは色々ありますが、いすゞの中型トラックであるフォワードも、
中古トラック市場では良く見かける定番のトラックです。
1970年から生産がはじまり、
1985年から生産されている3代目はトラックで初めてグッドデザイン賞を受賞したことで話題を呼び、
現在生産されている5代目に至るまで、様々なモデルチェンジを繰り替えしてきました。

 

フォワードの特徴は、高い空力性能と荷台の安定性にあります。
キュービカルフォルムと呼ばれるキャビンのエクステリアによって、空気抵抗を軽減させて、
風による車体のぶれなどを軽減させることができると共に、
エンジンルームに入り込む風を効率良く車外に排出させることで、
エンジンルームの冷却効果をさらに高めています。
さらに荷台には4バッグエアサスペンションを備えており、
電子制御によって荷台の振動を抑え、荷崩れなどを防止出来ます。

 

いすゞのフォワードは、2011年に排気ガスの排出量が基準を違反していたとして、
リコール対象になったことがありますが、それ以降はきちんと基準を満たした製品を出しているので、
市場に出回っているものでは、問題を起こすようなものはありません。
とはいえ、前の利用者が整備を怠っていたせいで、
何かしらの問題が起きているものに当たる可能性もゼロではないので、
購入する際はしっかりパーツの状態などもチェックしておきましょう。

 

 

 

ダイナ

 

小型トラックは、普通免許でも運転できる事から、
多くの方が利用しており、自動車メーカーも様々な車種を販売しています。
ダイナも数ある小型トラックの一つで、
トヨタ自動車が1959年から販売を開始しました。
元々は小型トラックとして販売していましたが、
バリエーションの中に、2007年に行われた免許制度改正の影響で、
中型免許が必要になったT4クラスと呼ばれる製品があるので、
購入する際は念のためにクラス確認をしておくようにしましょう。

 

ダイナは既に8代目まで生産されている息の長いシリーズで、
それまでの間に数多くのマイナーチェンジを繰り返してきました。
最新の8代目でも既にマイナーチェンジが複数回行われており、
排出ガス基準や新灯火器類保安基準を満たすために、
細部を細かく変更しているほか、
ブレーキ性能の向上や標準装備の変更が行われています。
そのため古い車種だと安全基準を満たしていないと言うことになりますが、
基本的には中古で販売されているものは、
既に公道で走れるようになっているので、大きな問題はありません。

 

ダイナは非常にバリエーションが豊富で、
エンジンの仕様だけでも、ガソリンやディーゼル、ハイブリットが用意されています。
そのため同一に見えるモデルでも、燃費にかなりの差があったり、
装備が全く違うものだったりすることも珍しくありません。
そのため詳細を調べておかないと、いざ実物を見たときに、
希望していたものと違うものを出されることがあるので、ダイナを探している方は、
欲しい仕様を正確に把握した上で、情報の絞込みを行うようにしましょう。